メモ

音楽と数学の類似について。

どっちでも劣等生であったけれども。
とくに数学はまったく分からなかった。ピアノは少し難しくなるとさっぱり弾けなかった。

仕事でプログラムをやって、数学との類似性に気がついた。というか、実は同じものだった。
証明はプログラムだった。プログラムを書くということは証明を書くことと実は同値だった。

もちろんそんなに難しいプログラムを書いてきたわけでもないけど、
証明を読むことは出来るし、形式的に書くことも出来るんだと、Software Foundationを読んで力が湧いた。全部読めてないけどな!

そこで証明ですよ。理屈で言えば、公理とよばれる自明なことを詰みあげるだけ。
音楽も、音符、というか音楽の公理となる、分割された時間(リズム)と分割された空気の振動の周波数(音高)を積み上げていく。

どちらも細部に囚われると、全体を見失う。

思えば、私の過去の数学と音楽の失敗も、そうだった気がする。
全体から見れば、取るに足りない記号の使い方が分からないこと、指が動きが悪いことに拘り、全体を放棄してしまう。

もちろん細部を疎かにしては、どちらも成り立たないのであるが、
順番として、

全体 -> 細部

問題は、「何が全体か」ということが分からないということであるが。(致命的じゃねーか)