慰安婦と鯨とと人権感覚と

正直半可通が言及するとすぐ炎上して火だるまになりそうな話題だけど。

鯨については、http://www.kkneko.com/aa1.htm
という文章を以前Webで見た。

江戸期以前大して鯨を取ってなかった日本に対して、鯨油目的で乱獲を繰り返してきた欧米。そんな欧米がいまさら可哀そうだから鯨取るなとかふざけんな。とかいうステレオタイプな見方を壊してくれる文書だった。

鯨については、問題は明治以降。というより大正昭和。
鯨捕獲合戦に乗り遅れた日本が大して需要もない鯨を捕獲能力があるからといって乱獲して非難受けてただけじゃねーかという。

良く似た話は、慰安婦や売春をめぐる人権感覚にも似たようなところがないだろうか?

確かに日本には奴隷制という公的制度はなかった。うん。
奴隷をこきつかってた欧米に売春婦は人身売買とか今更言われるとむかつくわー。とか思いがち。。。かもしらん。

でも、奴隷制ってだけ名前じゃなくても、日本に身売りみたいなことはフツーにあったわけで、それ奴隷制となにが違うの?というのが向こう(韓国含む)の言い分。

そういった向こうからみたら奴隷制っぽいことが今の日本でも行なわれてて、
結構多くの日本人があんまり問題視してないっぽいのよね。
研修員制度とかも。

とかいうのを
scopedogさんの日記を読みながら思った。

後発に追い抜かれてく様が、現在の技術立国からの凋落と重なるというか。