http://meerkat00.hatenadiary.jp/entry/20140210/1392030291



を読んでどうでもいいことをつらつら考える。中二の人みたいだ。
書く訓練考える訓練を積んでこなかったので、自分の考えを上手く纏めらんない。

当のブログに書いてあることに異論が特にあるわけじゃない。
音楽の勉強なんぞろくにしたことないけど、譜面を書けてなんぼみたいな話しは、プログラマとして大層共感。コード書けない人間の指示なんてだいたいが意味のないしろものだがや。

ガーシュウィン(オーケストレーション出来ないからオケひとつ借り切って、ちょっと弾かせては、オーケストラの譜面を作ったりとか)とか、ベルリオーズ(ピアノ弾けないけど変態的編成の曲を量産してる)とか特殊な例がないこともないけど、元になるピアノ譜面なりメロディとコード譜のスケッチなりはあるわけで、譜面を書けない作曲家というのは、原稿書かない小説家みたいなもんでしょうか。


気になる部分は芸術とそうでないのの違いに関する部分。現代音楽とそれ以外と言うべきか。


現代音楽自体が袋小路に嵌りこんでしまったように見えるのはなぜか?
ジョンケージ以降あんまり話題になることもないような気もする。まあ、自分はあまり熱心なゲンダイオンガクの鑑賞者じゃないからかもしれんが。
楽器や一般的な演奏技術、音楽の配信技術の進歩(今、Youtubeで音楽聞いてるけど、CDすら買う必要もなくなった。)が前々世紀までのそれに比べて急すぎたんじゃないかとも思う。



それに音楽と美術の違い。商業ベースという点において。
美術の方には、どうでもよさそうな写真やら、フィギュアみたいなんに何億も出す人間がいる一方、音楽でそういう景気のいい話は聞かないのはなんでだろうか。

音楽は所有出来ないからか。
投資にならないからか。
何億程度じゃ、オケ一つまともに養えやしないからか。

狂王ルートヴィヒみたいに城建てて、お気に入りのオペラ歌手呼んで歌わせるとか、もうないのか。